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担い手育成総合支援協議会

平成28年度集落営農塾を開催しました。

平成29年2月15日(水)、「平成28年度集落営農塾」を開催し、集落営農法人及び集落営農組織の役員や、関係者等の方々が約170人参加しました。

集落営農塾

平成19年度の品目横断的経営安定対策の実施に伴い設立された111の集落営農組織のうち、再編統合も含めて、これまでに84組織(法人移行組織108組合)が農事組合法人として設立しました。

これらの組織は、今日では県内における米麦作の重要な担い手として、様々な問題を抱えながらも課題を克服しながら発展してきています。

そこで、集落営農組織をはじめ集落営農法人の抱える課題を解決し、集落営農の一層の経営安定、さらには地域農業の発展を図るために本塾を開催しました。

開催概要

日 時 平成29年2月15日(水)午後1時30分~4時00分
場 所 JAビル 大ホール
参集者 集落営農法人及び集落営農組織の役員等
地域農業再生協議会及び地域担い手育成総合支援協議会(市町村、JA、農業委員会事務局等)、関東農政局群馬支局、群馬県、JA各連合会、農業共済組合、集荷組合等
内 容
  1. 講演『集落営農の法人化で地域に多様な担い手を確保』
    農事組合法人たねっこ 代表理事 工藤 修 氏
    • ○設立経過
      大仙市協和地域の平坦な水田地帯286haと台地の畑地104haで、5集落がそれぞれ自己完結型の個別経営を営んでいたが、大規模区画整理(1ha区画)が地域農業を考える契機となった。法人化へ向けた最初のアンケートでは、現状維持という回答が大半だったが、集落説明会を重なる中で法人化への合意が形成されてきた。
    • ○経営概要
      • ・平成17年3月設立。組合員128人。
      • ・水稲130ha、水稲原種・採取ほ53ha、大豆100ha、野菜・花10ha。
      • ・独自の栽培歴による技術・品種統一で、労働時間を51%削減。
      • ・法人としてコンバインや田植機は所有しているが、トラクターは構成員所有のものを活用。
    • ○特徴的な活動
      • ・野菜、花は高齢者や女性の働く場確保に繋がっている。
      • ・水稲は、一部特別栽培でイオンと提携。野菜、花、大豆も契約栽培を導入し、ロット確保のため、近隣農業法人と連携している。
  2. 情報提供
    • ・経営所得安定対策等について
    • ・多面的機能支払交付金について
    • ・雇用関係資料等について
    • ・農業免税経由について

問い合わせ先

・群馬県担い手育成総合支援協議会事務局(一般社団法人群馬県農業会議)
   〒371-0854 前橋市大渡町一丁目10-7(群馬県公社総合ビル5階)
   TEL 027-280-6171 FAX 027-255-6461
・群馬県農業協同組合中央会 JA群馬担い手サポートセンター
   TEL 027-220-2028 FAX 027-290-3001
・群馬県農政部農業構造政策課
   TEL 027-226-3024 FAX 027-223-3648


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